2021年02月
「オオカワラヒワ」 撮影地 : 群馬県
日本で見られるカワラヒワは3亜種で、一般的な「亜種カワラヒワ」は九州以北から北海道まで広く普通に分布する留鳥または漂鳥で、本州中部以北のものは冬季暖地へ移動します。
一方、冬季に見られる「亜種オオカワラヒワ」は冬鳥として千島方面から渡来します。もう一種の「亜種オガサワラカラヒワ」特殊鳥類で小笠原諸島・硫黄列島に留鳥として分布します。(残念ながら小笠原諸島には行く気が無いので未撮影です。)
オオカワラヒワはカワラヒワよりやや大きく、頭部は灰色味が強い(カワラヒワは緑色味が強い)、3列風切りの羽縁の白色部が太い(カワラヒワは細い)と違いはありますが、野外での遠目では判別は難しいですが、冬季の関東の山地ではオオカワラヒワの方が見られると思います。
オオカワラヒワの頭部です。次のカワラヒワの頭部と比較してみてください。
カワラヒワです。前段のオオカワラヒワより緑色味が強いです。(最も、カワラヒワを真面目に撮った画像が少なく在庫データより探すのが大変でした。)
もう一つの、相違点3列風切りの羽縁の白色部の太さですが、こちらは背面からの飛びもので比較すると分かり易いのですが適当な飛びもの画像が無く(今後、機会がれば撮ります。)背面からの止まりものを掲載。
先ずは、オオカワラヒワです。
カワラヒワですが、前段のオオカワラヒワとの違いは微妙です。(この個体では3列風切より、次列風切り・初列風切に特徴あり。)
、、、と言う訳で、オオカワラヒワとカワラヒワの比較が出来たところで、以下オオカワラヒワを掲載します。(機会があれば、カワラヒワももう少し真面目に撮影したいと思っています。)
日本で見られるカワラヒワは3亜種で、一般的な「亜種カワラヒワ」は九州以北から北海道まで広く普通に分布する留鳥または漂鳥で、本州中部以北のものは冬季暖地へ移動します。
一方、冬季に見られる「亜種オオカワラヒワ」は冬鳥として千島方面から渡来します。もう一種の「亜種オガサワラカラヒワ」特殊鳥類で小笠原諸島・硫黄列島に留鳥として分布します。(残念ながら小笠原諸島には行く気が無いので未撮影です。)
オオカワラヒワはカワラヒワよりやや大きく、頭部は灰色味が強い(カワラヒワは緑色味が強い)、3列風切りの羽縁の白色部が太い(カワラヒワは細い)と違いはありますが、野外での遠目では判別は難しいですが、冬季の関東の山地ではオオカワラヒワの方が見られると思います。
オオカワラヒワの頭部です。次のカワラヒワの頭部と比較してみてください。
カワラヒワです。前段のオオカワラヒワより緑色味が強いです。(最も、カワラヒワを真面目に撮った画像が少なく在庫データより探すのが大変でした。)
もう一つの、相違点3列風切りの羽縁の白色部の太さですが、こちらは背面からの飛びもので比較すると分かり易いのですが適当な飛びもの画像が無く(今後、機会がれば撮ります。)背面からの止まりものを掲載。
先ずは、オオカワラヒワです。
カワラヒワですが、前段のオオカワラヒワとの違いは微妙です。(この個体では3列風切より、次列風切り・初列風切に特徴あり。)
、、、と言う訳で、オオカワラヒワとカワラヒワの比較が出来たところで、以下オオカワラヒワを掲載します。(機会があれば、カワラヒワももう少し真面目に撮影したいと思っています。)
「ハジロカイツブリ」 撮影地 : 千葉県
昨日に続き、過日撮影の画像を遅ればせながら現像・整理して掲載しています。 今日はハジロカイツブリですが、この日は結構風が強く、風向きの関係でなかなかこちらを向いてくませんでした。
3組のペアー計6羽が居ました。 その内の1羽は夏羽へ移行中でしたが他はまだ冬羽でした。
ハジロカイツブリ冬羽です。(この個体の画像は、前段に掲載しています。)
ハジロカイツブリの冬羽から夏羽への移行中の個体です。まだ完全な夏羽になって居ませんが、目の後方の金色と赤褐色の飾り羽が出始めていました。(この個体の画像は後段に掲載しています。)
このペアーは♂・♀ともまだ冬羽です。
此方のペアーは、1羽(右の個体で多分♂)が冬羽から夏羽に移行中でした。
夏羽へ移行中の個体です。
昨日に続き、過日撮影の画像を遅ればせながら現像・整理して掲載しています。 今日はハジロカイツブリですが、この日は結構風が強く、風向きの関係でなかなかこちらを向いてくませんでした。
3組のペアー計6羽が居ました。 その内の1羽は夏羽へ移行中でしたが他はまだ冬羽でした。
ハジロカイツブリ冬羽です。(この個体の画像は、前段に掲載しています。)
ハジロカイツブリの冬羽から夏羽への移行中の個体です。まだ完全な夏羽になって居ませんが、目の後方の金色と赤褐色の飾り羽が出始めていました。(この個体の画像は後段に掲載しています。)
このペアーは♂・♀ともまだ冬羽です。
此方のペアーは、1羽(右の個体で多分♂)が冬羽から夏羽に移行中でした。
夏羽へ移行中の個体です。
「ヨシガモ ♂」 撮影地 : 群馬県
コロナ感染予防対策で「密」に成らない野鳥撮影ポイントを探す毎日ですが、今日は強風の予報・天気が悪いなど理由を見つけては、撮影に出かけるのをサボ(サボタージュ)る毎日です。
そんな中、「密」をさけるポイントの一つ近くの沼にでかけたら、ヒドリガモの群れの中にヨシガモ♂1羽とハシビロガモ♂1羽が混じって居ました。中々、近くに寄ってくれませんでしたが撮ってみました。
ヨシガモは日本には冬鳥として普通に渡来する中型の淡水カモ類で、成鳥♂はナポレオン帽子状の頭・緑色光沢、額の白斑、クリーム色の羽縁の3列風切はカールし腰から尾を覆っている綺麗なカモで人気があります。
右の♀は残念ながらヒドリガモ♀です。
他のカモ類は眠って居たので、ヨシガモ♀は確認できませんでした。
コロナ感染予防対策で「密」に成らない野鳥撮影ポイントを探す毎日ですが、今日は強風の予報・天気が悪いなど理由を見つけては、撮影に出かけるのをサボ(サボタージュ)る毎日です。
そんな中、「密」をさけるポイントの一つ近くの沼にでかけたら、ヒドリガモの群れの中にヨシガモ♂1羽とハシビロガモ♂1羽が混じって居ました。中々、近くに寄ってくれませんでしたが撮ってみました。
ヨシガモは日本には冬鳥として普通に渡来する中型の淡水カモ類で、成鳥♂はナポレオン帽子状の頭・緑色光沢、額の白斑、クリーム色の羽縁の3列風切はカールし腰から尾を覆っている綺麗なカモで人気があります。
右の♀は残念ながらヒドリガモ♀です。
他のカモ類は眠って居たので、ヨシガモ♀は確認できませんでした。
「ダイシャクシギ」 撮影地 : 千葉県
旅鳥または冬鳥として渡来するダイシャクシギは、毎年のように撮って居ると思っていたら久しく撮って無く、ホームページからこのブログに移行してこのブログのカテゴリに無かったことに気がつき撮影してきました。
一昨日(2/13)に出かけたのですが、その夜大地震で津波の心配は無かったようです。 しかし、地震は何時発生するか分からず運悪く海岸に居て「5分後に津波が来る、、、、何て津波予報が出てもお手上げです」、暫く海岸・漁港での撮影は控えます。
ダイシャクシギシギとホウロクシギは良く似ていますが、ダイシャクシギ(L60cm)はホウロクシギ(L63cm)よりやや小さく、ダイシャクシギは全体の色合いがホウロクシギりやや薄い、嘴はホウロクシギの方がやや長い等の違いが有りますが、一番良く違いの分かるのは翼を上げた時翼下面が白いのがダイシャクシギで、ホウロクシギは翼下前面に模様が有り白くありません。
先ずは、ダイシャクシギとホウロクシギの良くわかる翼を広げた画像を掲載します。(スマホでは1枚目:ダイシャクシギ・2枚目:ホウロクシギ、PCでは左:ダイシャクシギ・右:ホウロクシギ)
今日は、飛びものからの掲載です。
ミヤコドリやユリカモメの集団に混じって餌とりです。
旅鳥または冬鳥として渡来するダイシャクシギは、毎年のように撮って居ると思っていたら久しく撮って無く、ホームページからこのブログに移行してこのブログのカテゴリに無かったことに気がつき撮影してきました。
一昨日(2/13)に出かけたのですが、その夜大地震で津波の心配は無かったようです。 しかし、地震は何時発生するか分からず運悪く海岸に居て「5分後に津波が来る、、、、何て津波予報が出てもお手上げです」、暫く海岸・漁港での撮影は控えます。
ダイシャクシギシギとホウロクシギは良く似ていますが、ダイシャクシギ(L60cm)はホウロクシギ(L63cm)よりやや小さく、ダイシャクシギは全体の色合いがホウロクシギりやや薄い、嘴はホウロクシギの方がやや長い等の違いが有りますが、一番良く違いの分かるのは翼を上げた時翼下面が白いのがダイシャクシギで、ホウロクシギは翼下前面に模様が有り白くありません。
先ずは、ダイシャクシギとホウロクシギの良くわかる翼を広げた画像を掲載します。(スマホでは1枚目:ダイシャクシギ・2枚目:ホウロクシギ、PCでは左:ダイシャクシギ・右:ホウロクシギ)
今日は、飛びものからの掲載です。
ミヤコドリやユリカモメの集団に混じって餌とりです。
「オオマシコ ♂ 」 撮影地 : 栃木県
先日強風の中、狙いの小鳥を期待して出かけた時に目的外のオオマシコを撮影出来ました (釣り用語では、目的外の魚を釣ったのを外道といいますが、目的外でも人気の鳥を以前「外道」と言って叱りを受けたので、、、、「目的外の鳥」と表現しました)。
この場所には今シーズン、この場所では珍しくオオマシコが4羽が入って居ると聞いていましたが、オオマシコは沢山撮って居るので特に探し回る事をしなかったのですが、この日は他の狙いの小鳥が見つからない中、人気のオオマシコに出会えて素直にラッキーと思っています。
オオマシコは漢字名「大猿子」と書き、『猿子』とはスズメ目アトリ科の内、羽色が赤い種類の総称で名前にマシコ(猿子)のつく鳥は、オオマシコの他「ベニマシコ」「アカマシコ」「ハギマシコ」「ギンザンマシコ」があります。顔が赤いから「猿」ではないですよ。
なお、亡き母は俳句をやっていたので生存中なら聞けたのですが「猿子」「猿子鳥」は俳句では「秋の季語」のようで冬に見られるのに何故「秋の季語」なのか、俳人の方にお教え願いたいです。
今回は、過去に撮影の木の実とは違う実を啄ばむシーンが撮れたので、若干枝被り・影掛りがありますが素直に喜んでいます。(やはり「外道」と言う言葉は不適切と反省してます。)
先日強風の中、狙いの小鳥を期待して出かけた時に目的外のオオマシコを撮影出来ました (釣り用語では、目的外の魚を釣ったのを外道といいますが、目的外でも人気の鳥を以前「外道」と言って叱りを受けたので、、、、「目的外の鳥」と表現しました)。
この場所には今シーズン、この場所では珍しくオオマシコが4羽が入って居ると聞いていましたが、オオマシコは沢山撮って居るので特に探し回る事をしなかったのですが、この日は他の狙いの小鳥が見つからない中、人気のオオマシコに出会えて素直にラッキーと思っています。
オオマシコは漢字名「大猿子」と書き、『猿子』とはスズメ目アトリ科の内、羽色が赤い種類の総称で名前にマシコ(猿子)のつく鳥は、オオマシコの他「ベニマシコ」「アカマシコ」「ハギマシコ」「ギンザンマシコ」があります。顔が赤いから「猿」ではないですよ。
なお、亡き母は俳句をやっていたので生存中なら聞けたのですが「猿子」「猿子鳥」は俳句では「秋の季語」のようで冬に見られるのに何故「秋の季語」なのか、俳人の方にお教え願いたいです。
今回は、過去に撮影の木の実とは違う実を啄ばむシーンが撮れたので、若干枝被り・影掛りがありますが素直に喜んでいます。(やはり「外道」と言う言葉は不適切と反省してます。)
「雪絡み・ウソ ♂ 」 撮影地 : 栃木県
昨日・一昨日のレンジャクと同様、吹雪の中、狙いの小鳥を期待して出かけた時の副産物です。
ウソも木の実を食べた後、雪を食べて喉を潤していました。 亜種ウソ♂を数羽見かけましたが、近くに亜種アカウソ♂(掲載画像の最後の2枚)も見かけました。枝の影の出ない場所に移動するのを待っていたら飛び去られてしまいました。
(尚、亜種ウソと亜種アカウソについては12月27日に掲載していますので、月別アーカイブで遡って12/27分を見ていただくか、カテゴリーで『アカウソ』を検索してください。)
数羽のウソが見られました。
水飲みの代わりに、雪を食べていました。
雪で喉を潤した後、また木の実を啄んでました。
少し離れた場所に、アカウソも見かけましたが、直ぐに飛び去られました。
昨日・一昨日のレンジャクと同様、吹雪の中、狙いの小鳥を期待して出かけた時の副産物です。
ウソも木の実を食べた後、雪を食べて喉を潤していました。 亜種ウソ♂を数羽見かけましたが、近くに亜種アカウソ♂(掲載画像の最後の2枚)も見かけました。枝の影の出ない場所に移動するのを待っていたら飛び去られてしまいました。
(尚、亜種ウソと亜種アカウソについては12月27日に掲載していますので、月別アーカイブで遡って12/27分を見ていただくか、カテゴリーで『アカウソ』を検索してください。)
数羽のウソが見られました。
水飲みの代わりに、雪を食べていました。
雪で喉を潤した後、また木の実を啄んでました。
少し離れた場所に、アカウソも見かけましたが、直ぐに飛び去られました。
「降雪の中・ヒレンジャク」 撮影地 : 栃木県
昨日のキレンジャクを撮影中のオマケです。 このヒレンジャクの群れの中にキレンジャクが数羽
混じっておりそれを探す合間に撮影のヒレンジャクです。
ヒレンジャクはキレンジャクより少し小さく、尾の先端は赤く(キレンジャクは黄色)、三列風切と初列
雨覆は白くない(キレンジャクは白色、初列風切り先端が黄色)、腹は黄色く(キレンジャクは淡灰褐
色)、下尾筒は赤い(キレンジャクは橙褐色)ですが、野外では尾の先端の色で見分けます。
顔だけだとヒレンジャクとキレンジャクの判別は難しいけど、何時ものパターンの顔のアップから、、、
昨日のキレンジャクと黒い過眼線の状態を比較してみてください。
顔部分の唯一の違いは、ヒレンジャクの黒い過眼線の先端が冠羽に達すること、キレンジャクの
黒い過眼線の先端は冠羽に達しません。
吹雪の中のヒレンジャクです。
昨日のキレンジャクを撮影中のオマケです。 このヒレンジャクの群れの中にキレンジャクが数羽
混じっておりそれを探す合間に撮影のヒレンジャクです。
ヒレンジャクはキレンジャクより少し小さく、尾の先端は赤く(キレンジャクは黄色)、三列風切と初列
雨覆は白くない(キレンジャクは白色、初列風切り先端が黄色)、腹は黄色く(キレンジャクは淡灰褐
色)、下尾筒は赤い(キレンジャクは橙褐色)ですが、野外では尾の先端の色で見分けます。
顔だけだとヒレンジャクとキレンジャクの判別は難しいけど、何時ものパターンの顔のアップから、、、
昨日のキレンジャクと黒い過眼線の状態を比較してみてください。
顔部分の唯一の違いは、ヒレンジャクの黒い過眼線の先端が冠羽に達すること、キレンジャクの
黒い過眼線の先端は冠羽に達しません。
吹雪の中のヒレンジャクです。
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